課外活動
2024.06.03
臨床工学科 海上自衛隊 潜水医学実験隊の見学&横浜散策!
2024.06.03
桜が咲き始めた4月上旬、進級したての臨床工学科3年生が課外活動に行きました。
今回は、海上自衛隊 潜水医学実験隊の施設を見学させていただきました!
こちらは高気圧酸素治療に使用されている装置です。
減圧症やガス中毒、突発性難聴などの治療に用いられ、実際に自衛隊横須賀病院を介して一般の方にも医療提供されています。
装置の中の様子まで見学させていただきました。
付添の看護師等を含め、最大8名まで収容できるそうです。
臨床工学技士は病院等の医療機関で、装置の操作や点検、患者さんへの説明等の高気圧治療業務にあたることがあるため、実際の治療装置を間近で見学できる貴重な機会となりました!
また、潜水医学実験隊の深海潜水訓練に用いられている施設も見学させていただきました!
この訓練では実際の海上での飽和潜水訓練を模し、水深400mという大深度の加圧を3日間かけて受け、7日間の保圧、そして19日間の減圧の後に終了ということで、30日間を訓練施設の中で過ごします。
長期間にわたり閉鎖空間で共同生活を行い、髭剃りや耳かきもできない、過酷な環境での訓練だそうです。
訓練環境に持ち込まれたカップ麺の発泡スチロール製容器を見せていただきました!
写真のように、手のひらサイズに縮んでしまうほどの圧力がかかっています。
ちなみに高圧下で食べるご飯はいつもと違う、圧縮されたようなぎゅっとした食感になるんだとか。
潜水時に着用する潜水服やヘルメット、ブーツなどを見せていただきました!
最新のヘルメットはなんと重さ30kg!実際に触らせていただきましたが、持ち上げるのもやっとです。
見学と共にそれぞれの施設・設備について、実体験を踏まえて詳しくご説明いただきました。
潜水医学実験隊ではこうした訓練や調査が行われることによって、潜水医学に貢献すると共に、災害派遣における海中での捜索などに備えられているそうです。
日常生活ではなかなか知ることや触れることのできない潜水医学についてや、臨床工学技士も携わることのある高気圧酸素治療について、実際の施設を目で確かめながら知ることのできる機会になりました!
見学後は横浜中華街界隈でお昼ご飯を食べました!
過ごしやすい気候の中でリラックスして、食べ歩きや散策を楽しむことができました。
東京電子の臨床工学科ではこのように、普段の授業では体験できないアクティブな活動や、各種企業・団体様にご協力いただいての学びを取り入れています!
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教職員一同、皆さんと一緒に学べる日を楽しみにしています。