授業風景
2024.08.09
電子技術科 ゲームボード製作の様子をご紹介!
2024.08.09
今回は、電子技術科1年生が6月に、電子工作実習でゲームボードを製作した際の様子を紹介します!
記事の後半では当校入学イベント(8/17(土)、8/18(日)オープンキャンパス等)で体験できるモノづくりについても紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
今年の1年生たちも入学してから早いもので4カ月ほど経ち、初の夏休みを迎えました。
モノづくりの基礎が身につきつつあります。
この技術を駆使して、実際にモノづくりに取り組んだのが、今回のゲームボード製作です!
はんだ付けによって電子部品を基板に取り付ける、「表面実装」を行っていきます!
メタルマスク(穴の空いた板状の道具)を使って、ペースト状のはんだを基板上に印刷しています。
部品を実装し、リフロー(ペーストはんだを熱してくっつけること)しました!
細かい電子部品がきれいにはんだ付けできていますね。
表面実装部品のはんだ付けが終わったら、スルーホール部品のはんだ付けです。
スルーホールとは名前の通り、基板に空いている小さな穴のこと。部品の端子を接続していきます。
当校の工作実習では、企業からの「学校で鉛フリーはんだを用いたはんだ付けを教えてほしい」との要望に応え、スルーホール部品のはんだ付けは全て、鉛フリーはんだで行っています。
少し難しい話になりますが、現在多くの製造現場で「RoHS指令」への対応のために、鉛フリーはんだが使われています。
(※RoHS指令・・・電子機器をリサイクルする際や処分をする際に、環境や健康へのリスクを防止する目的で、特定の有害物質の制限するEUの法律)
鉛フリーのはんだ付けは、従来の鉛使用のはんだ付けより難易度が高いですが、現場で即戦力として働けるよう、何回も何回も練習して上達していきます!
時には先生のサポートを受けたり、クラスメイト同士協力し合ったりしながら、完成に向けて作業を進めていきます!
こちらのお2人は高校時代に使っていた母校の作業着を着用して作業に取り組んでいました!
高校から電子技術関係の実習に取り組んでいたので、クラスでも頼りになる存在なんだとか。
そしていよいよ完成したゲームボードがこちらです!
実際に動作した瞬間の感動は、モノづくりの醍醐味の一つですね!!
完成品を電源に繋いで、実際に遊んでみました。
入学直後から取り組んできた電子工作実習。
身に付けた技術を実際に形にするという体験を通じ、今後の学習に対してますますモチベーションを高めることができたのではないでしょうか!
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最後に、当校入学イベントでできるモノづくり体験のご紹介です。
何と、当校のオープンキャンパスや体験入学にて電子技術科のイベントにご参加いただくと、皆さんもゲームボードの製作を体験できます!
実は今回1年生たちが製作したのは、このイベントで製作体験ができるゲームボードのアップグレード版だったんです。
入学イベントでは簡易版のゲームボードを製作でき、完成品はお持ち帰りいただけます!
▼入学イベント版のゲームボード
ぜひ皆さんもオープンキャンパスや体験入学で、実際にモノづくりを体験してみてください。
ご参加を心よりお待ちしております!
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