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授業風景

2020.02.28

セキュリティ関係の特別授業を開催しました

2020.02.28

こんにちは。情報教員ブロガーSです。

先日情報処理科3年制2年、セキュリティネットワーク科2年合同でセキュリティに関する特別授業を開催しました。両学科はともに3年制学科と言うことで合同授業をしたり、一緒にイベントをすることなどがたまにあります。

今回の授業は”セキュリティインシデント対応(机上演習)”というタイトルで、情報漏洩が発生したという想定でその際にどのような対応をするか、どう解決し対策していくかをグループで相談しながら決めていくというものです。
これは国家資格である「情報処理安全確保支援士」資格保有者に受講が義務付けられている法定講習の内容を簡素にかつ短縮化した内容で、講師は実際にIPAが行っている研修の講師などを務めている平山様が担当してくださいました。

学科をまたいでのグループ編成と言うことで自己紹介を兼ねたアイスブレーク、平山様の講義を聴きながらのグループワークと授業は進んでいきます。はじめは遠慮がちだった発言も、2つ目、3つ目と演習が進むごとに積極的になり、各演習のまとめとして行う発表も自らやりたいと手をあげるグループも出るなど、意欲的に取り組んでいました。

提出されたレポートにはインシデントハンドリングといった専門用語など技術的なところでためになったというものだけでなく、「話をまとめるのが大変」などグループワークについてためになったなども書かれていました。参加した学生達はちょうどこれから就活を始める学生達ばかりで、就活対策にもなったのではと思っています。

セキュリティの知識を持った技術者の不足はIT業界としてとても深刻で、少しでもその知識を持ったエンジニアになってくれればとの思いで開催をした授業でしたが、実施してよかったと思っています。受講した学生達はもっともっとセキュリティのことについて意識を高め、かつ知識を深めていってほしいと思います。
講師を務めてくださった平山様ありがとうございました。

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